ETCカードを利用しているみなさま、こんにちは!

今回は、ETCカードの支払いで利用している「自動引落(口座振替)」についてお話したいと思います。

一般的には、個人利用の場合は、銀行口座からETCカードの支払いを定期的に自動で引き落とす決済サービスを利用しているかと思います。

協同組合のように法人向けにETCカードを発券している場合は、 「自動引落(口座振替)」 ではなく、「口座振込」の場合もあるかと思います。

自動引落(口座振替)」は、銀行などの金融機関の口座から自動で引き落としを行うお金の回収手段です。

ETCカードのように毎月発生する料金を回収する場合、料金を支払う側が事前に申請を行えば、所定日に指定した銀行口座から引き落としされ、クレジットカード会社や協同組合などに送金される仕組みとなっています。

次に、送金される側は、どのようにこの 「自動引落(口座振替) サービス」を使っているのでしょうか?

協同組合などETCカードを発券している法人は、 銀行などの金融機関の「自動引落(口座振替)サービス」を契約します。一般的には、「代金回収サービス」と呼ばれています。契約後は、毎月決まった日までに、金融機関の管理画面にて、自動引落(口座振替) に必要な情報を入力して利用しています。

数件であれば、手作業で入力することも可能ですが、何百、何千件とあると入力だけで気が遠くなる時間がかかるので、大量の件数を処理するために特定のフォーマット形式にデータを入れて管理画面に登録するという方式があります。

この特定のフォーマット形式は、「全銀フォーマット」形式と呼ばれています。

この金融機関が提供している「代金回収サービス」ですが、特定の銀行グループの口座のみからしか自動引落(口座振替)できないもの(A)と、ほとんどすべての銀行口座から自動引落(口座振替)できるもの(B)があります。

多くの銀行の場合、基本サービスが(A)でオプションで(B)をつけるという契約形態になっています。ちなみに(B)は銀行ではなく、ファクタリング会社と呼ばれる決済システム会社がサービスを提供しています。(例、三菱UFJファクター、みずほファクター、SMBCファイナンスサービスなど)

銀行と契約するのではなく、直接、ファクタリング会社と契約することも可能です。

大量の「自動引落(口座振替)」に利用する「全銀フォーマット」 も金融機関やファクタリング会社によって若干仕様が異なるので、システム等で出力する場合は、カスタマイズが必要なケースがあります。

みずほファクターの全銀フォーマット形式の仕様書
SMBCファイナンスサービスの全銀フォーマット形式の仕様書

この「全銀フォーマット」形式に沿った「自動引落(口座振替)」データは、「自動引落データ」、「口座振替データ(口振データ)」、「自動振替データ(自振データ)」などいろいろな呼び方がありますが、ETCカードを発券している協同組合などでは、代金回収をすべて振り込みで対応しているところ以外は、ETCカードの電算システムからこのようなデータを出力して、「自動引落(口座振替)」を行って代金回収を行っています。

株式会社ファーストアクセスが開発・運用している ETCクレジットカード、ETCコーポレートカードの電算システム「ETCクラウド」でも、もちろん、全銀フォーマットに沿った 「自動引落(口座振替)」データを出力することができます。