ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、首都高速にて2025年度に「ETC専用化」が大きく拡大することをご紹介したいと思います。
2025年1月24日の定例会見にて首都高速は、
現在35箇所あるETC専用入口を2025年度は新たに「55箇所」を追加し、「累計90箇所」まで拡大する
と発表しました。また、
「2028年春まで」に入口のある料金所をすべてETC専用化にする
※ 本線料金所などの一部を除く
ことも発表されました。
現状で首都高速の料金所は179箇所なので、約半分の料金所が「ETC専用化」になるということです。一気に進みますね。
半導体供給不足によって車両検知器などのETC設備の整備に遅れが出ていたが、遅れていた半導体の納入が開始されたことからETC専用入口の拡大に着手するとのこと。
以下の青色がETC専用化にすでになっている料金所で、赤色が2025年度にETC専用化になる予定の料金所とのこと。

ただし、2020年12月17日に国土交通省が策定した「ETC専用化等に向けたロードマップ」では、「都市部は5年、地方部は10年程度での概成を目指す」とし、首都高速は2025年度には9割の160箇所を「ETC専用化」にする予定だったことを考えると予定通りではありません。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。