協同組合や物流系企業でETCコーポレートカードの運用担当をしている方、こんにちは！
ETCコーポレートカード利用において、ETC2.0を利用する自動車運送事業者に対して割引率を拡充する措置は、2024年3月末までとなっておりましたが、先日、2023年11月10日に、「令和5年度補正予算案」が閣議決定されたことに伴い、2025年3月末まで1年延長される見通しとなりました。(*1)
該当の予算は、国土交通省の令和5年度補正予算で掲げられた「人手不足等に対する制度・規制改革及び外国人材の活用」の施策の中で、「高速道路料金の大口・多頻度割引の拡充措置の延長」として77億5900万円の予算が計上されております。
当該予算は、ETC2.0を利用する自動車運送事業者に対し、大口・多頻度割引の最大割引率を４０％から５０％に拡充する措置です。
内容を少しづつ変えながら臨時措置が続いている予算なので、さらなる延長があるのか今後の動向に注目ですね。
(*1) … 予算は、正式には、閣議決定後に 政府原案として国会に提出され、審議・採決の上で成立します。 成立後に、内閣から省庁ごとに予算が配分される流れとなっています。
政府・与党は、この補正予算案を国会に提出し、速やかな成立を行う見通しです。