ETCカードをご利用の皆さま、こんにちは。

今回は、新しい都市高速道路として整備が議論されている「熊本都市高速」について議論の進捗状況をご紹介したいと思います。

2023年11月30日、熊本県と熊本市は「熊本都市高速」を整備する構想の具体化に向けて有識者委員会(熊本都市圏3連絡道路有識者委員会)を設置。

有識者委員会の設立趣意書には、委員会の目的は、以下と書かれています。

委員会は、熊本都市圏における新たな3つの高規格道路「熊本都市圏北連絡道路」「熊本都市圏南連絡道路」「熊本空港連絡道路」の概略計画(概ねのルート帯の位置や主な道路構造等)を決定することに関し、計画策定プロセスの透明性・客観性・合理性・公正性、計画内容の合理性を確保するため、多角的な視点で意見を述べることを目的とする。

委員会の委員には、熊本大学や熊本県立大学の教授、熊本経済同友会や熊本商工会議所のメンバーなどが選ばれています。

※ 「熊本都市高速」という名称は実際使われておりませんが、記事の内容をわかりやすくするために「熊本都市圏3連絡道路」を本記事では「熊本都市高速」という名称で表現しています。ご留意ください。

今回は、2026年3月31日に開かれた「第3回 熊本都市圏3連絡道路有識者委員会」において「これまでの審議の振り返り」についての説明があったので紹介したいと思います。

これまでの審議の振り返り

まず、現在のステータスですが、「計画段階」となっています。

「第3回 熊本都市圏3連絡道路 有識者委員会」の資料より

今回の第3回有識者委員会では、第1回で審議した「評価対象区間」と第2回で審議した「政策目標、意見聴取方法」を踏まえ、第1回の意見聴取の内容確認と政策目標の設定について審議されました。

「第3回 熊本都市圏3連絡道路 有識者委員会」の資料より

以下が、第1回有識者委員会での審議の概要です。

第1回意見聴取として「3路線同時に実施」しつつ、効率的な検討となるように事務局にて整理を進めるとし、若い世代がアンケート回答しやすい環境をつくるためにSNSなどを活用することなどが決められました。

「第3回 熊本都市圏3連絡道路 有識者委員会」の資料より

以下が、第2回有識者委員会での審議の概要です。

今後の進め方に関しては、複数ルート帯案の提示やそれに係る意見聴取について段階的に行っていくことになりました。

「第3回 熊本都市圏3連絡道路 有識者委員会」の資料より

また、第1回意見聴取では、事務局で設定した政策目標(案)の妥当性を確認するため「地域と道路の課題」に関し、5段階評価によるアンケートを当該事業への関心や影響、対象エリアの広さから熊本都市圏の沿線・周辺、熊本都市圏外の熊本県内、熊本県外の4つのエリアを設定し、エリアに応じた内容で実施。

2025年5月から約3か月間実施し、約19,000件の回答があったとのこと。

団体や企業からの意見聴取の結果は以下の通り。

「第3回 熊本都市圏3連絡道路 有識者委員会」の資料より

個人からの意見聴取の結果は以下の通り。

「第3回 熊本都市圏3連絡道路 有識者委員会」の資料より

以上が、2026年3月31日に開かれた「第3回 熊本都市圏3連絡道路有識者委員会」において説明された「これまでの審議の振り返り」です。

実際に「第3回委員会」で検討された内容や今後については別の記事でご紹介したいと思います。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。