ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、熊本県と熊本市が「熊本都市高速」について本格的な検討に入ったニュースをご紹介したいと思います。

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熊本市は政令市の中でも交通渋滞が深刻であることが知られておりますが、市に隣接する菊陽町に半導体・世界最大手のTSMCの工場が建設されることからさらに交通量が増えると予想されており、2023年2月3日に、都市高速道路の整備について本格的に検討すると報道されました。

具体的には、以下の3つの高規格道路を整備し、

 1.熊本都市圏北連絡道路
 2.熊本空港連絡道路
 3.熊本都市圏南連絡道路

有料の都市高速道路方式で一体的に運営する案が有力視されています。

まずは、県と市は、2億円以上の調査費を計上する方針を固め、2023年度にも複数の具体的なルート案を示す方向で調整しているとのこと。

これは、熊本県と熊本市が令和3年6月に策定した「熊本県新広域道路交通計画」において、熊本市中心部から高速道路ICまでを約10分、熊本空港までを約20分で結ぶ「10分・20分構想」が元になっています。

熊本市のHP より
熊本市のHP より


有料の都市高速道路方式は、福岡市、広島市、名古屋市などで行なわれており、同じ九州の「福岡都市高速」を念頭に、道路の上などの公共空間を利用した高架道路方式を想定しているとのこと。

福岡都市高速」については、以下をご参照下さい。

【空港線の延伸は2029年か?】福岡都市高速(福岡高速)とは?

すでに2023年1月26日には、熊本県知事と熊本市長が早期実現に向けて国土交通省へ要望しています。

熊本都市高速」の誕生となるのでしょうか?

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

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