ETCクレジットカードをご利用のみなさん、こんにちは!
今回は、ETCクレジットカードでの割引サービスである「ETCマイレージサービス」において、2021年4月30日にて「名古屋高速でのポイントの付与が終了する」ご案内をしたいと思います。
2021年5月1日から名古屋高速が対距離制を基本とした新たな料金体系へ移行することに伴い、名古屋高速におけるポイント付与が2021年4月30日走行分をもって終了することになりました。
※ポイントの有効期限は、ポイントのついた年度(4月~翌年3月)の翌年度末までです。
※ 還元額は、名古屋高速でのポイント付与終了後も対象の道路で引き続き利用できます。
名古屋高速の新しい料金体系ですが、以下のようになります。
・均一料金制から対距離料金制へ
・2車種区分から5車種区分へ
・料金圏(名古屋線、尾北線)は廃止
・ ETC日曜・祝日割引 は廃止
・ ETCマイレージサービスのポイント付与終了
かなり大きく変わりましたね。
基本料金は、0.1km毎の営業距離に応じた、10円単位の料金で、営業距離を算定できない非ETC車は、名古屋高速道路の各入口から利用できる最大距離の料金になるとのこと(入口ごとに料金が異なる)
ETCマイレージサービスのポイント付与が終了するだけではなく、ETC日曜・祝日割引もなくなるんですね。
料金体系の変更に伴い、新料金ガイドという特設ページができていました。
そもそも、なぜ料金体系が変わることになったのか、ですが、2021年5月1日に名二環(名古屋第二環状自動車道)が全線開通し、それに合わせて中京圏の高速道路料金が変わることになったからです。
名古屋第二環状自動車道(名二環)は、名古屋環状2号線の専用部を構成する延長54.3kmの高規格道路です。このうち、名古屋西JCT~飛島JCT(延長12.2km)については、平成21年度事業化、平成24年度工事着手し、このたび、2021年5月1日に開通となり、名二環は、全線開通します。この開通により、名古屋環状2号線(延長66.2km)は、専用部および一般部含め全線開通となります。
名古屋高速だけでなく、 名古屋第二環状自動車道(名二環) にも対距離料金制が導入されるとのことで、これによって、東海環状自動車道の内側の高速道路料金を大都市近郊区間の料金水準に統一するようです。
先日、お知らせしましたように、2021年3月31日で阪神高速でのETCマイレージサービス還元額の利用が終了し、名古屋高速では2021年4月30日でETCマイレージサービスのポイント付与が終了と、高速道路料金の改定が続きますね。来年、2022年4月には、首都高、首都圏の高速道路料金の改定も予定されています。
【2021年3月31日まで】阪神高速でのETCマイレージサービス還元額の利用が終了します
2022年4月から首都圏の高速道路料金が大幅に変わります!!(首都高上限値上げ、大口・多頻度割引拡充、深夜割引導入など)
今後も情報に注視が必要ですね。