ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、中国地方の8カ所の料金所が新たにETC専用となることについてご案内したいと思います。
高速道路のETC専用化について以前、以下の記事にしましたように、 2020年12月17日に、国土交通省は、「ETC専用化等に向けたロードマップ」を策定し、 「都市部は5年、地方部は10年程度での概成を目指す」 と発表しておりました。
NEXCO3社の地方部においては2023年度に数カ所程度で導入し、運用状況や地域特性を考慮しながら順次拡大し、2030年度頃に全線で実施の予定となっております。
2025年2月20日から新たに山陽道、中国道、岡山道、米子道の計8カ所の料金所を「ETC専用」にすると発表がありました。
運用開始箇所

山陽道の「和気IC」、「三原久井IC」の2カ所
中国道の「作東IC」、「徳地IC」、「美祢西」の3カ所
岡山道の「賀陽IC」の1カ所
米子道の「湯原IC」、「江府IC」の2カ所
計8カ所が対象です。
ETC専用料金所の案内

ETC専用料金所では、ETCが使えない状態(ETC車載器未設置または、ETCカード未挿入等)で進入した場合は、「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止してインターホン等による係員の指示に従うことになります。

これまで現金車が利用していた「一般」レーンは、「サポート」レーンという名称に変わるとのこと。
ロードマップでは、2030年度には、すべての料金所を「ETC専用化」する見通しとなっており、今後数年で一気に「ETC専用化」が進むものと思われます。
今後の動向に注目ですね。