ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、関西地方の14カ所の料金所が新たにETC専用となることについてご案内したいと思います。

高速道路のETC専用化について以前、以下の記事にしましたように、 2020年12月17日に、国土交通省は、「ETC専用化等に向けたロードマップ」を策定し、 「都市部は5年、地方部は10年程度での概成を目指す」 と発表しておりました。

NEXCO3社の地方部においては2023年度に数カ所程度で導入し、運用状況や地域特性を考慮しながら順次拡大し、2030年度頃に全線で実施の予定となっております。

2025年3月4日から3月12日にかけて順次、新名神、山陽道、阪和道、湯浅御坊道路、名神、舞鶴若狭道、第二京阪の計14カ所の料金所を「ETC専用」にすると発表がありました。

運用開始箇所

NEXCO西日本のプレスリリースより
  • 2025年3月4日~は、新名神「箕面とどろみIC」、「川西IC」、山陽道「龍野IC」、阪和道「貝塚IC」の4カ所
  • 2025年3月5日~は、阪和道「下津IC」、「印南IC」、湯浅御坊「湯浅IC」の3カ所
  • 2025年3月11日~は、名神「大津IC」、新名神「草津田上IC」の2カ所
  • 2025年3月12日~は、舞鶴若狭道「綾部IC」、「小浜西IC」、第二京阪「鴨川西本線」、「鴨川西IC入口」「枚方東IC入口」の5カ所

計14カ所が対象です。

ETC専用料金所の案内

ETC専用料金所では、ETCが使えない状態(ETC車載器未設置または、ETCカード未挿入等)で進入した場合は、「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止してインターホン等による係員の指示に従うことになります。

これまで現金車が利用していた「一般」レーンは、「サポート」レーンという名称に変わるとのこと。

ロードマップでは、2030年度には、すべての料金所を「ETC専用化」する見通しとなっており、今後数年で一気に「ETC専用化」が進むものと思われます。

今後の動向に注目ですね。