ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2024年6月に一度は計画が停止されたニューヨークの「渋滞税」が2025年1月5日から金額を変更して開始されたことをご紹介したいと思います。
ニューヨーク州では、マンハッタンのビジネス街へ流入または流出する車両に対して、ETCまたはナンバープレートを自動で読み取る(ANPR)方法で、15ドルの課金を行う「エリア課金(コードン課金)」を2024年6月30日から実施予定でしたが、実施直前の2024年6月6日にニューヨーク州のホークル知事が「計画を無期限に停止する」と発表していました。
渋滞税の実施を見送る理由として「多くの市民がインフレによる生活費の高騰に直面する中、適切ではない」と判断したとされていましたが、金額を15ドルから9ドルに変更して、2025年1月5日から「渋滞税」が導入されました。
「渋滞税」の計画停止から一転して導入開始決定は、トランプ次期大統領が当選した後に行っており、トランプ次期大統領は、「渋滞税」には反対の意見を持っているとされており、今後、紆余曲折があるかもしれません。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。