ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2025年5月30日に実施された「令和7年度 福岡北九州高速道路公社運営会議」にて福岡北九州高速の「令和6年度決算」と「令和7年度予算」が公開されていましたので、ご紹介したいと思います。
「福岡北九州高速道路公社運営会議」 は、公社の運営に関する重要事項を協議し、公社の事業の適正かつ能率的な推進を図るために実施され、出席者は、福岡北九州高速のステークホルダーである福岡県知事、北九州市長、福岡市長、九州地方整備局長、福岡財務支局長、NEXCO西日本九州支社長、福岡商工会議所会頭、北九州商工会議所会頭、福岡銀行協会会長、福岡北九州高速理事長が委員となって開催されています。
令和6年度決算

福岡高速
令和6年度の償還準備金繰入は236億円で、年度末の償還準備金の累計は、5,466億円。償還率は60.1%で前年度比+2.4ポイント。
交通量は前年度比+0.5%、収入は+0.6%となり、いずれも過去最高。

北九州高速
令和6年度の償還準備金繰入は85億円で、年度末の償還準備金の累計は、1,445億円。償還率は38.1%で前年度比+1.8ポイント。
交通量は前年度比-0.2%、収入は-0.1%となっています。台風や氷雪等による通行止めの影響により前年度と同程度になったとのこと。

令和7年度予算

福岡高速
令和3年度から事業着手している福岡高速3号線(空港線)延伸事業を引き続き実施するとのこと。
営業中の59.3kmの道路について老朽化・予防保全対策、大規模修繕などを実施し、適正な維持管理に努めていくとのこと。

北九州高速
令和5年度から事業着手している北九州高速5号線延伸(戸畑枝光線)事業及び耐震補強事業を引き続き実施するとのこと。
営業中の52.2kmの道路について老朽化・予防保全対策、大規模修繕などを実施し、適正な維持管理に努めていくとのこと。

福岡北九州高速は、現状の道路の保守だけでなく、福岡高速3号線(空港線)延伸や北九州高速5号線延伸(戸畑枝光線)などの多くの新設事業を抱えながら、建設費償還の着実な推進が求められています。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。