ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2025年12月23日に都市計画が決定した「下関北九州道路」についての基本方針をとりまとめるために国交省の有識者会議である「第1回 本州・九州連携小委員会」が開催されましたので、ご紹介したいと思います。
「第1回 本州・九州連携小委員会」は、2026年3月2日に開催されました。
下関北九州道路の基本方針をとりまとめる会議体として、国土交通省の有識者会議である国土幹線道路部会の下に「本州・九州連携小委員会」が設置されることが、2026年1月21日開催された「第71回国土幹線道路部会」にて決定されていました。
また、2025年12月23日に、都市計画が決定した件については以下の記事をご参照ください。
現在、本州と九州を結んでいる道路は「関門トンネル」と「関門橋」がありますが、それぞれ1958年開通、1973年開通と開通から50年以上経過し、老朽化しており、物流・産業の活性化、災害時の代替路として本州と九州を結ぶ3つ目の道路として「下関北九州道路(下北道路)」が構想されています。
延長約8km、完成4車線として都市計画が決定されました。

「下関北九州道路」については、これまで様々な紆余曲折がありましたが、山口県、福岡県、下関市、北九州市の2県2市による調査や地域提言のとりまとめを通じて、2019年に国による調査が開始され、概略ルートや構造の検討が行われた結果、2025年12月23日に都市計画決定に至りました。

2025年11月時点における地域の要望としては、下関北九州道路の事業化に向けて、利用者負担を基本とした有料道路事業を最大限活用することとされています。

地元からは「下関北九州道路」は、関門橋、関門トンネルの老朽化に伴う補修工事時や災害時において、これらの代替ネットワークとして機能することが期待されています。

現在の計画では、約2kmの海峡部を横断する長大橋梁を有する構造となっておりますが、2020年時点での想定事業費から大幅に増える見込みとなっています。

過去の構造検討においては、
- 橋梁案
- トンネル案
が比較検討されましたが、「橋梁案が妥当」と整理され、2020年度の計画段階評価においては、橋梁構造を前提とした対応方針が決定されました。

「第1回 本州・九州連携小委員会」では、本州・九州連携における以下の検討課題が提示されました。

今後については、検討課題について議論した上で、論点を整理し、本州・九州間の交通状況についてヒアリングを行い、2026年夏頃に基本方針をとりまとめるスケジュール案が出されました。とりまとめられた基本方針は、国土幹線道路部会へ報告される予定となっております。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

