ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、本州と九州を結ぶ「第3の道路」である下関北九州道路(下北道路)」が2025年12月23日に都市計画が決定した件についてご紹介したいと思います。

現在、本州と九州を結んでいる道路は「関門トンネル」と「関門橋」があります。それぞれ1958年開通、1973年開通と開通から50年以上経過し、老朽化しており、物流・産業の活性化、災害時の代替路として本州と九州を結ぶ3つ目の道路として「下関北九州道路(下北道路)」が構想されています。

2024年5月にルート案がまとまり、

国土交通大臣の同意を経て、2025年12月23日に都市計画が決定

となりました。

国土交通省の資料より

ルートは起点となる下関市の旧彦島有料道路に接続する場所と終点となる小倉北区西港町の北九州都市高速道路に接続するおよそ8キロで、この区間には下関市側に2か所と北九州市側に1か所のハーフインターチェンジが設置される構想となっています。

国土交通省の資料より

また、海峡部分には、2.2キロにつり橋が計画され、令和2年時点では、総事業費は最大約3,500億円が見込まれていましたが、昨今の物価・資材高騰を踏まえると大幅に増加する見込みとなっています。

国土交通省の資料より

計画では、つり橋を支える柱の間は、国内最長の明石海峡大橋が1991mで、下関北九州道路は1500mとなっており、完成すれば国内2番目の長さになりそうです。

今後について

下関北九州道路」については都市計画が決定しただけで、まだ事業主体や事業スキームなど骨格となる部分が決まっていません。

今後は、地元に精通した有識者を加えた上で、本州・九州間の現状や課題、周辺道路ネットワークのあり方などの論点を整理し、自治体や関係団体へヒアリングを行った上で、道路管理者などときめ細かに議論を進め、2026年夏頃に基本方針をとりまとめる予定となっています。

この基本方針をとりまとめる会議体として、国土交通省の有識者会議である国土幹線道路部会の下に「本州・九州連携小委員会」が設置されることが、2026年1月21日開催された「第71回国土幹線道路部会」にて決定しています。

門司を通らずに小倉から下関、下関から小倉に行くことができれば、分散効果もはかれそうですね。

関門トンネル、関門橋ともに老朽化しているので、事業化決定後は早期開通に向けてがんばってほしいですね。個人的には2030年代に開通することを望んでいます。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。