協同組合や物流系企業でETCコーポレートカードの運用担当をしている方、こんにちは!

ETCコーポレートカード利用において、ETC2.0を利用する自動車運送事業者に対して割引率を拡充する措置は、2022年3月末までとなっておりましたが、先日、2021年11月19日に、「令和3年度補正予算案」が閣議決定されたことに伴い、2023年3月末まで1年延長されることになりました。(*1)

該当の予算は、国土交通省の令和3年度補正予算で掲げられた「未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の軌道」に取り組む施策の中で、「自動車運送業者の高速道路料金割引の臨時措置」として77億5900万円の予算が計上されております。

当該予算は、ETC2.0を利用する自動車運送事業者に対し、大口・多頻度割引の最大割引率を40%から50%に拡充する措置です。

内容を少しづつ変えながら臨時措置が続いている予算なので、さらなる延長があるのか今後の動向に注目ですね。

(*1) … 予算は、正式には、閣議決定後に 政府原案として国会に提出され、審議・採決の上で成立します。 成立後に、内閣から省庁ごとに予算が配分される流れとなっています。

政府・与党は、2021年12月6日に臨時国会を召集し、令和3年度補正予算案を成立させた上で、国会閉幕後に22年度予算案の年内編成を行う見通しです。