ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは! 今日は、車両制限令、高さ制限についての紹介です。

車両制限令には「高さ」制限も存在し、基準値を超えれば違反となります。

1、高さ制限値

高さの制限値は2つあります。

  • 3.8m(その他道路・一般的制限値)
  • 4.1m(高さ指定道路・高速道路)

【注意】高速道路全てが4.1mという訳ではございません。

2、違反してしまった場合(コーポレートカードに影響する違反点数)

違反をしてしまった場合の加算点数は、3点、5点、15点となります。 前述で紹介しました、高さ指定道路とその他の道路で基準が異なります。

(「車両制限令違反者に対する大口・多頻度割引停止措置等の見直しについて」より 引用)
  • セミトレーラ及びフルトレーラ(特例車種)
  • 単車、セミトレーラ及びフルトレーラのうち特例車種以外のもの

特例車種、特例車種以外どちらも上記点数表に該当します。

3、料金所通過時に「高さ超過」など表示が出た場合

料金所を通過する際に、【高さ超過】など表示されることがあります。これは、表示の通り、料金所等に設置された高さ超過のセンサーに、積み荷等反応し、表示がされる仕組みです。

「料金所通過時に、【高さ超過】と出たけど、コーポレートカードの違反点数に影響しますか?」と、多くお問い合わせを頂きます。

NEXCOに問い合わせをしたところ、以下の回答がありました。

  • 現状、軸重自動計測のように高さ制限の自動取締りはしていない
  • 高さ制限の取締りに関しては、現地での取締りのみ
  • 高さの自動計測は制度が上がらない為、現状は表示案内のみ
  • 「高さ超過」の表示が出たら積み荷を必ず確認していただきたい

といったご回答をいただきました。

現状、【高さ超過】と表示された場合、直ぐにコーポレートカードへの影響は無さそうですが、表示が出た場合は必ず積み荷を確認しましょう。

高速道路、道路での構造物を破損させてしまった場合は、罰金等の措置が下されてしまいます。[高さ超過]の表示がされると、それらの可能性が高いことを意味します。

また、落下物に関しては、大きな事故を誘発する恐れもありますので、ご注意下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!