ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、2023年4月17日から始まった阪神高速7号「北神戸線」の料金割引社会実験が2024年4月1日から延長・拡大することについてご紹介したいと思います。

料金割引社会実験の背景

有馬街道(県道神戸三田線)が周辺の道路ネットワークが乏しく、代替路がないことから平日の朝ピーク時間帯には慢性的な渋滞が発生しております。

有馬街道の渋滞緩和を図るために、並行する阪神高速7号「北神戸線」を割り引くことで、有馬街道から北神戸線へ自動車交通を転換させることを目指して社会実験を実施するとのこと。

社会実験を実施するにあたり、国土交通省、神戸市、阪神高速道路株式会社を構成メンバーとする「神戸三田線等の交通環境改善のための阪神高速北神戸線料金割引社会実験協議会」を組織しており、協議会が主体となり分析・検討を行った上で、社会実験を実施し、効果の検証を行うとのこと。

2023年度における本社会実験の検証結果

  • 社会実験の実施前と実施中を比較すると、一般道路の交通量、通過時間、最大渋滞長が一定程度減少
  • 一般道路から高速道路へ転換する交通が確認でき、一般道路の渋滞緩和に一定の効果があることが確認
神戸市HPより

上記の2023年度における社会実験の効果検証の結果を受け、交通環境の改善に一定の効果が見られたことから、さらなる渋滞緩和を図るため、

割引対象ランプに「五社ランプ」を追加し社会実験を継続

と、2024年3月15日に神戸市から発表されました。

(2024年4月からの)料金割引社会実験の概要

 実施期間:2024年4月1日~2025年3月末
 対象時間:平日6:00~10:00
 対象車種:普通車、軽自動車、自動二輪車(ETC無線車に限る

阪神高速7号北神戸線の料金割引社会実験を五社まで拡大します~有馬街道の渋滞を回避してスムーズに通勤~

割引料金と対象ランプ

割引額は、100円、200円、300円の3種類です。
去年度(2023年度)から五社ランプまで拡大されました!

神戸市HPより

社会実験は約1年間の継続予定となっていますが、渋滞緩和に一定の効果が見られて、継続して割引になるといいですね。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。