ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、圏央道の埼玉県区間の4車線化が、2025年3月14日に完成することをご紹介したいと思います。
4車線化を目指している圏央道(久喜白岡JCT~大栄JCT)ですが、全長92.2kmで、埼玉県11.1km、茨城県70.4km、千葉県10.7kmと3県に渡る区間となっています。
2024年9月に開催された「首都圏中央連絡自動車道4車線化(久喜白岡JCT~大栄JCT)連絡調整会議(第3回)」にて施行計画の見直しや資機材の調達、工事の入札不調などによって一部の区間で4車線化の開通見込みが延期されていました。
埼玉県にある未4車線区間である「幸手IC~五霞IC」間は、開通見込みが「令和6年度」から「令和7年春(2025年春)」へと延期されていましたが、2025年2月7日にNEXCO東日本などから
圏央道(埼玉県区間)が2025年3月14日に全線4車線化で運用開始
と発表されました。
4車線化される「幸手IC~五霞IC」間は、約4.2kmで、当該区間の最高速度が70km/hから80km/hに変更されることもあわせて発表されました。

平成8年3月に圏央道(青梅IC~鶴ヶ島JCT)が埼玉県区間では初めて開通し、その後順次整備が進められてきました。今回、2025年3月14日に「幸手IC~五霞IC」の4車線化が完成することにより、圏央道(埼玉県区間)全線の4車線化が完了となります。
2023年3月31日に4車線化が完成した「久喜白岡JCT~幸手IC」間では、外回り、内回りともに渋滞回数が大幅減でゼロとなり、交通集中による慢性的な渋滞が解消する結果となっています。
今回の4車線化も大きな渋滞緩和が期待できそうですね。

圏央道の4車線化ですが、残る茨城県、千葉県区間については、現在事業推進中であり、以下のような開通見込みとなっています。
「つくば牛久IC~牛久阿見IC」の開通見込み
『令和7年夏(2025年夏)』
「阿見東IC~稲敷IC」の開通見込み
『令和7年夏(2025年夏)』
「つくば中央IC~つくばJCT」の開通見込み
『令和7年度中(2025年度中)』
「残る区間」の開通見込み
五霞IC~境古河IC、坂東IC~つくば中央IC、牛久阿見IC~阿見東IC、稲敷IC~大栄JCTの各区間については、
『令和8年度中(2026年度中)』

圏央道全線での4車線化にはまだ少し時間がかかりそうですが、楽しみですね。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。