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4車線化を目指す圏央道ですが、4車線運用に向けての動きがありましたので紹介します。

2024年9月4日に国土交通省、埼玉県、茨城県、千葉県、NEXCO東日本は、「首都圏中央連絡自動車道4車線化(久喜白岡JCT~大栄JCT)連絡調整会議(第3回)」を開催しました。

久喜白岡JCT~大栄JCTは、全長92.2kmで、埼玉県11.1km、茨城県70.4km、千葉県10.7kmと3県に渡る区間となっています。

すでに「久喜白岡JTC~幸手IC」と「境古河IC~坂東IC」は、2023年3月31日から4車線運用が開始されています。

「首都圏中央連絡自動車道4車線化(久喜白岡JCT~大栄JCT)連絡調整会議(第3回)」資料より

「幸手IC~五霞IC」の開通見込み

「令和6年度まで」とされていましたが、

『令和7年春(2025年春)』へと延期されました。

※8月下旬に外々運用に切り替え、現在、舗装工事を実施中とのこと

「つくば牛久IC~牛久阿見IC」の開通見込み

「令和6年度まで」とされていましたが、

『令和7年夏(2025年夏)』へと延期されました。

※切土区間において湧水が発生したため塗装工事着手が遅延したとのこと

「阿見東IC~稲敷IC」の開通見込み

「令和6年度まで」とされていましたが、

『令和7年夏(2025年夏)』へと延期されました。

※橋梁下部工の基礎の制作・調達期間の延伸により工事着手が遅延したとのこと

「つくば中央IC~つくばJCT」の開通見込み

「令和6年度まで」とされていましたが、

『令和7年度中(2025年度中)』へと延期されました。

※施工計画の見直しにより施工期間が延伸したとのこと

「残る区間」の開通見込み

五霞IC~境古河IC、坂東IC~つくば中央IC、牛久阿見IC~阿見東IC、稲敷IC~大栄JCTの各区間については、

『令和8年度中(2026年度中)』と発表されました。

※全体事業工程の目途はたったが、今後、資機材の調達や工事の入札不調などの課題を残している状況とのこと

「首都圏中央連絡自動車道4車線化(久喜白岡JCT~大栄JCT)連絡調整会議(第3回)」資料より

4車線運用の開始時期が概ね延期されましたが、どうか安全に事故が無く工事が進んでほしいです。最後までお読み頂き、ありがとうございました。