ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、圏央道の千葉県区間にある「大栄JCT」~「松尾横芝IC」がいつ開通するのか?どこまで進んでいるのか?などの整備状況についてご紹介いたします。

以前、首都圏3環状道路の整備状況についてご紹介しましたが、「外環道」は調布市で起こった陥没によって開通時期が見通せない状態のままです。

首都圏3環状道路(中央環状、外環、圏央道)の整備状況について

国土交通省 関東地方整備局 より

圏央道」に関しては、神奈川県区間、千葉県区間ともに開通目標時期が決まっており、鋭意工事中でしたが、どちらの区間とも開通延期となり、神奈川県区間は開通時期は未定となっています。

今回は、2026年度開通予定の「圏央道」の千葉県区間に関して詳しく整備状況をご紹介できればと思っています。「圏央道」の残りの千葉県区間は、「大栄JCT」~「松尾横芝IC」です。

「大栄JCT」~「松尾横芝IC」は、当初2024年度開通予定となっていましたが、用地取得の遅れや入札不調などの影響で2023年10月に新たな開通目標を「2026年度」と発表しております。

「大栄JCT」~「松尾横芝IC」は、2026年度開通目標となっていますが、いつ開通されるのでしょうか?

結論としては、

大栄JCT~松尾横芝ICは、2026年度開通目標のまま継続

であることがわかりました。

2025年1月24日に開催されました「首都圏中央連絡自動車道(大栄JCT~松尾横芝IC)連絡調整会議(第3回)」の報告資料に以下のように記載されています。

用地未取得箇所、芝山トンネルの堀削、重金属の対応及び機能補償道路工事の入札不調などの課題の解決が図られてきており、引き続き大栄ジャンクション~松尾横芝インターチェンジ間は令和8年度までの開通を目指す。

なお、大栄ジャンクションから多古インターチェンジ間は、土の性状による盛土の作業能力低下等の課題はあるものの、改良ヤードや改良機の追加確保を行い、工程への影響を確認しながら、引き続き、1年程度前倒しを目指し工事を進めていく。

2025.01.24開催「首都圏中央連絡自動車道(大栄JCT~松尾横芝IC)連絡調整会議(第3回)」議事概要 より

内容の詳細をお知りになりたい方は、以下のサイトをご確認下さい。

圏央道(大栄JCT~松尾横芝)の開通予定

今後の開通見込み

開通見込みは、「令和8年度」のままと発表されました。
また、大栄JCT~多古IC間は、1年程前倒しでの開通を目指すとのこと。

「首都圏中央連絡自動車道(大栄JCT~松尾横芝IC)連絡調整会議(第3回)」 の資料より

インターチェンジ名称の決定

インターチェンジの名称は、千葉県内の道路管理者等で組織する道路標識適正化委員会の意見を踏まえ決定された名称原案をもとに、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構による所定の手続きを経て、

圏央成田IC
多古IC

と決定したと発表されました。

「首都圏中央連絡自動車道(大栄JCT~松尾横芝IC)連絡調整会議(第3回)」 の資料より

大栄JCT~松尾横芝IC区間は、千葉県内に残る未整備区間で、東関東道と銚子連絡道をつなぐ18.5kmであり、開通は、千葉県の南北方向の道路ネットワークの強化につながります。 大栄JCT~松尾横芝IC区間の整備により、千葉県を通過する広域交通や県内交通において南北方向を中心に円滑化・定時性の向上が期待されています。

早期開通を願っています。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。