ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、阪神高速の28カ所の料金所が新たにETC専用となることについてご案内したいと思います。
高速道路のETC専用化について以前、以下の記事にしましたように、 2020年12月17日に、国土交通省は、「ETC専用化等に向けたロードマップ」を策定し、 「都市部は5年、地方部は10年程度での概成を目指す」 と発表しておりました。
阪神高速 においては2021年度に5か所程度で導入し、2025年度までに110か所(約8割)まで順次拡大し、2030年度頃に全線で実施の予定となっておりましたが、半導体供給不足によって車両検知器などのETC設備の整備に遅れが出ていました。

遅れていた半導体の納入が開始されたことからETC専用入口の拡大に着手するとのことで、 2025年度は新たに28カ所の料金所を「ETC専用」にすると発表がありました。
これにより、阪神高速では累計51カ所がETC専用料金所となります。
下図の青い●が新しくETC専用となる料金所です。


ETC専用料金所では、ETCが使えない状態(ETC車載器未設置または、ETCカード未挿入等)で進入した場合は、「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止してインターホン等による係員の指示に従うことになります。

これまで現金車が利用していた「一般」レーンは、「サポート」レーンという名称に変わります。
ETC専用化を進めるにあたり、大阪・兵庫エリアで「ETC車載器購入の助成キャンペーン」が2024年11月11日~2025年3月31日まで実施されています。
今後の動向に注目ですね。