ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、紆余曲折しているニューヨークの「渋滞税」についての現状をご紹介したいと思います。

ニューヨーク州では、マンハッタンのビジネス街へ流入または流出する車両に対して、ETCまたはナンバープレートを自動で読み取る(ANPR)方法で、9ドルの課金を行う「エリア課金(コードン課金)」を2025年1月5日から実施しています。

しかし、2025年2月19日にトランプ政権は「認可を取り消す」と表明しました。 これに対し、ニューヨーク州の知事は「法的手段をとる」と応じ、激しく対立しています。

トランプ政権は、2025年2月26日に公表したニューヨーク市宛ての書簡によると「渋滞税を秩序ある方法で終了させる時間を与えるための期限として2025年3月21日を設定した」とのこと。

現在、ニューヨーク州は、認可取り消しに対し「差し止め」を求めて提訴しています。司法がどのような判断を示すのか予断を許しませんが、今後、さらなる紆余曲折があるかもしれません。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。