ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、2025年3月6日に開催された「第8回 自動物流道路に関する検討会」についてご紹介したいと思います。

「自動物流道路に関する検討会」は、2024年2月21日に設置された「自動物流道路(オートフロー・ロード)」の実現に向けた有識者、関係団体及び関係省庁からなる検討会です。

「自動物流道路(オートフロー・ロード)」とは、2023年10月に、国土幹線道路部会にてとりまとめられた「高規格道路ネットワークのあり方」に関する「中間とりまとめ」の中で物流構造を転換する切り札として提言されたものであります。

自動物流道路(オートフロー・ロード)は、自動車に頼らずに、道路空間をフル活用したクリーンエネルギーによる新たな物流形態です。

既存の高速道路空間を最大限活用するとともに、徹底した省人化を図り、低炭素なシステムを用い、ハブ機能を持つ物流拠点の配置や配送に至るトータルの物流サービスにてロジスティクス改革を行うという目標をもっています。

2024年12月19日に開催された「第7回自動物流道路に関する検討会」では、2024年10月10日~11月7日に実施された「マーケットサウンディング」の結果、建設や運送、製造業など様々な業種の46社からの意見などが紹介されていました。

これを踏まえ、今回、2025年3月6日に8回目の検討会が開かれました。

マーケットサウンディングの実施結果は?

2024年12月20日~2025年1月30日に実施された「マーケットサウンディング」の結果、建設や運送、製造業など様々な業種の22社からの意見の提出があったとのことで、様々な角度からの意見があり、資料にとりまとめられておりましたので、ご紹介したいと思います。

「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より
「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より

今後の進め方について

「第8回自動物流道路に関する検討会」の資料より

非常に多くの提案がなされ、技術開発の方向性も様々ですので、方向性を検討するための方法が模索されています。

「官民協議会」を設立することが検討されています。

タイムライン(案)として、2030年代半ばに「小規模な改良で実装可能な区間(先行ルート)等での運用開始」となっておりました。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。