ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2024年度に予定されている新東名高速での自動運転トラックの実証実験についてご紹介したいと思います。
現在、経済産業省を中心に2025年頃の高速道路におけるレベル4自動運転トラックの実現を目指して車両開発が進められており、2024年度には、新東名高速道路の駿河湾沼津SA~浜松SAにおいて、100km以上の自動運転車用レーンを深夜時間帯に設定し、自動運転トラックの実証実験が実施予定となっています。

高速道路としては、路側センサ等で検知した道路状況を車両に情報提供することで自動運転を支援する取組が行われています。
現在、物流業界は特に長距離輸送におけるドライバー不足の課題があります。原因としては、ドライバー賃金の低さや、新規労働者減少による高年齢化、2024年就業規則などがあげられるかと思います。
そのような状況の中で、長距離幹線輸送におけるレベル4自動運転トラックの運用を経済産業省等は目指しているわけです。
現状想定しているのは、主要物流拠点間を往復する自動運転トラック幹線輸送サービスです。
三井物産とPreferred Networksの合弁会社である株式会社T2(千葉県、代表取締役・下村 正樹)は、2023年4月14日に自動運転トラックの公道実証実験に成功しました。合流・分離など複雑な環境でも安定走行できたとのこと。

新東名高速での自動運転トラックの実証実験が成功すれば、本格的に自動運転トラック幹線輸送サービスが実現するかもしれません。
楽しみですね。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。