ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
ETCカードの割引が今後どうなるか?
気になりますよね。
実際に割引をしている道路会社が、現在どう考えているかがわかれば、今後の割引の方向性は見えてくるかと思います。
国土交通省は2020年11月27日、持続可能な高速道路システムに関する制度等について議論するため、第45回国土幹線道路部会を開催しました。
部会では、関係団体ヒアリングとして、中日本高速道路と首都高速道路が現状の認識と割引の方向性について発表しており、その資料から今後の割引の方向性について知ることができます。

「大口・多頻度割引」と「マイレージ割引」について言及されている箇所が上記の資料です。
「マイレージ割引」については、「マイレージ割引は幅広く利用されており、利用する機会が多い車の負担軽減に一定程度寄与しているため、継続を基本としつつ社会的課題を解決するような取り組みとの連動等活用方法を検討」となっており、大きな変更はなさそうです。
「大口・多頻度割引」については、「契約単位割引はコロナ影響等外的要因に左右され、契約者にとって不安定な割引であるため、より利用額に応じた割引となるよう検討が必要」となっており、変更の可能性が示唆されました。
他にも、深夜割引、休日割引、平日朝夕割引についてもそれぞれ現状認識と今後の検討の方向性について述べられているので、興味がある方は、ぜひ一度、資料に目を通して頂きたいと思います。
今後の動向に注目ですね。