ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、新名神の未開通区間である八幡京田辺JCT~高槻JCT・ICがいつ開通するのか?どこまで進んでいるのか?などの整備状況についてご紹介いたします。
八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC間の延長10.7kmについて現在工事中ですが、トンネル区間が約4割、橋梁区間も約4割と構造物比率が高い区間となっています。
用地取得や工事進捗について、2024年12月24日に開催された「新名神高速道路 八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC間 連絡調整会議(第3回) 」で以下のように報告されました。
高槻JCTの一部で用地取得に時間を要しており、工事が未着手の状況
開通目標は2027年度末と残り約3年となっていますが、間に合うのでしょうか?
2024年12月24日に開催されました「新名神高速道路 八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC間 連絡調整会議(第3回)」の開催結果についてNEXCO西日本よりプレスリリースが出ております。

今回の報告について大阪府や京都府などの地元自治体は、「新名神事業の沿線では開通目標を前提としたまちづくをしていることも多く、地域の経済に大きく寄与していることから、着実な整備をお願いする。開通目標である令和9年度末まで残り約3年だが、工事中事故が発生すると工事工程に影響するため、安全第一に工事を進めていただきたい」とコメントしています。
現状の進捗は?
- 高槻JCTの一部で用地取得に時間を要しており、工事が未着手の状況。
- 枚方トンネルにおいて、ガイドラインに基づく追加の検討を実施。追加の検討結果より、トンネル堀削に伴う発生土が大幅に増加することから、発生土の搬出先の確保が必要。また、追加の検討および検討結果に基づく坑外設備の追加により、時間を要している。現在、トンネルの堀削開始に向け、シールドマシンの組み立ておよび坑外設備の設置工事を実施中。
- 高槻高架橋において、重要交差物が複数あることから、引き続き関係機関と協議・調整を行いながら、順次、上部工の架設を進める。
- 以上のとおり、工事の進捗に伴う新たな事象に対応しながら、全線にわたって工事を推進している。引き続き、周辺環境および工事の安全を最優先に事業を推進して参る。
開通時期について

外環道や圏央道もそうですが、トンネル工事は難易度が高く、予定が延期されることが多いので、開通時期の見直しにならないように祈るばかりです。早期開通を願っています。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。