ETCカードをご利用の皆様、こんにちは。
今回は、2024年6月から実施された「近畿圏の新たな高速道路料金導入」後の交通状況について国土交通省より発表があったので、内容をご紹介したいと思います。
「近畿圏の新たな高速道路料金」のポイントは以下の通りです。
- 阪神高速道路の上限料金の見直し
- 大口・多頻度割引の更なる拡充
- 深夜割引の導入
- 都心迂回割引の導入
改定された料金に関する詳細は、以下をご参照ください。
阪神高速大和川線などの近畿圏の道路ネットワーク整備が進展しつつある中、料金改定後の交通状況がどのように変化したかの半年間の結果が発表されました。
大きなポイントは3つです。
1.阪神高速の長距離利用が減少し、短距離利用が増加
2.阪神高速の深夜利用が増加
3.大阪都心部を通過する交通が減少し、都心部を迂回する交通が増加
とポジティブな内容でした。








阪神高速の上限料金を値上げしたことに伴い、32.3km未満の利用が増加し、51.7km以上の利用が減少、深夜割引導入に伴い、深夜割引対象時間の0~4時の交通量が増加、都心部迂回交通が増加と、概ね政策目標通りの結果という感じでしょうか。
料金改定後の1ヶ月と半年間でほとんど同じ傾向が見て取れたので、概ね狙っていた通りの交通状況の変化が起きたということのようです。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。