ETCコーポレートカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、2021年5月1日から実施されている「中京圏の新たな高速道路料金」導入に伴い、一般有料道路である「伊勢湾岸自動車道(通称:伊勢湾岸道路)」に大口・車両単位割引が導入された件とそれに付随してNEXCOから有料で提供されているデータフォーマット(カード明細、走行明細データ)の仕様変更についてご紹介したいと思います。

今回新たに大口・車両単位割引が追加されたのは以下の内容です。

NEXCO中日本のHPより

 ・対象区間:伊勢湾岸自動車道(東海JCT~飛鳥JCT)
 ・対象車両:ETC2.0搭載車(全車種)
 ・契約者単位割引の割引対象(一般有料)には含まない
 ・割引率は、
    0~5,000円0%
    5,000円~20,000円6.9%(11.9%)
    20,000円を超える部分13.8%(18.8%)
  ※( )内は、名古屋高速の都心環状線と連続して通行しない場合に適用

伊勢湾岸道路(東海JCT~飛島JCT)への大口・車両単位割引の適用

NEXCO中日本の資料より

上記の大口・車両単位割引追加に伴い、NEXCOから提供されている有料のデータフォーマットが変更になります。

弊社は、ETCカードの請求書発行システムを開発・運用しているので、このデータフォーマットがどのように変わるのか気になっておりましたが、空きがあるダミー項目に伊勢湾岸自動車道の割引対象額や割引額が入るのではなく、いろいろな項目が変更となっています。

請求書発行システムは、この新しいフォーマットに対応しないと正しい請求金額が出せないような変更になっているので、注意が必要です。

もし、クラウド型ではなく、パッケージ型のようなシステムを利用されている協同組合や法人のご担当者はメーカーにカスタマイズ依頼が必要になる可能性が高いかと思います。

今回のような割引制度変更に伴うシステムのカスタマイズですが、弊社が開発・運用している「ETCクラウド」では、クラウド型であるため一括集中で対応し、費用も無料となっております。

ETCコーポレートカードの請求書発行システムについて導入や切替をご検討されている場合は、お気軽にご相談下さい。(お問合せは、電話でもメールでも結構です)