協同組合や物流系企業でETCコーポレートカードの運用担当をしている方、これから運用しようと準備中の方、こんにちは!
今回は、ETCコーポレートカードの利用に係る「走行明細データ」の「有料提供サービス」についてお話したいと思います。
協同組合、法人、個人に関わらず、ETCコーポレートカード発券の契約を各道路会社と行っていれば、「走行明細データ」の「有料提供サービス」を申し込むことができます。
このサービスは、各道路会社から毎月、走行明細をデータでもらうために必要な契約で、この契約をしていないと走行明細をデータでもらうことができず、個人の場合ならいいのかもしれませんが、協同組合や法人の場合は、そこから請求書を作成する必要があるので、このサービスの申込はほぼ必須となっています。
このサービスに申し込むと走行明細がエクセルでもらえるのか?といえば、そういうわけではありません。以下の資料のような仕様に則った固定長データファイルがもらえます。なので、この走行明細データから請求書や走行明細などを作成しようと思うと、これを処理する電算システムが必須となっています。
このサービスは、「有料提供サービス」なので、もちろん有償なのですが、料金は、データ量によって異なっており、料金表は以下の通りとなっています。
ここで注意が必要なのが、この「有料提供サービス」は、NEXCOだけに申し込めばいいというわけではなく、すべての道路のデータが必要であれば、
・NEXCO東/中/西日本
・首都高速道路会社
・阪神高速道路会社
・本州四国連絡高速道路
の4社、それぞれに申し込む必要があります。
料金もそれぞれ発生し、各道路会社ごとに仕様書も異なるので、4社分の走行明細データを取り込んで処理をするシステムが必要となります。
「有料提供サービス」を申し込むと、毎月、走行明細データが含まれたCD-ROMが郵送で送られてきます。道路会社の各支社の窓口に取りに行くこともできますが、事前にどちらにするかを申請しておく必要があります。
協同組合や法人で、請求書や走行明細を毎月計算しようとすると、この走行明細データと、このデータを処理する電算システムが必要となります。
株式会社ファーストアクセスでは、まさに、この電算システムを開発・運営しています。(システムの名称は「ETCクラウド」といいます。)新しくNEXCOとETCコーポレートカードをご契約された協同組合や法人の方はぜひ、「ETCクラウド」導入をご検討下さい。
無料見積りと訪問によるデモを実施しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。