ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、「高速道路での逆走対策」について各道路会社から「重点対策実施計画」の公表がありましたので、ご紹介したいと思います。

2025年6月25日に国土交通省の有識者会議である「第8回高速道路の逆走対策に関する有識者委員会」が開催され、2025年秋頃に高速道路会社にて「重点対策実施計画」の公表を行うというスケジュールが示されていました。

それを踏まえ、2025年11月14日に各高速道路会社から「実施計画」の公表がありました。

これまでの取組内容と今後の対策について

高速道路の逆走対策のこれまでの取組内容と今後の対策として、全国統一的な基本的対策は以下の4つとなっています。

  • 分合流・出入口部への対策
  • 料金所プラザ部への対策
  • 高速道路と一般道との接続部への対策
  • 特別転回制度の案内強化対策

対策のスケジュールとして、2025年秋頃に高速道路会社にて「重点対策実施計画」の公表を行い、概ね2028年度内に対策が完了とする案が出ています。

「第8回高速道路の逆走対策に関する有識者委員会」資料より

実施計画における対策内容の例

  • 錯視効果を応用した路面標示
  • 進入禁止看板の連続設置
  • リバーシブル注意喚起看板
  • 路面埋込型ブレード
  • プレッシャーウォール

今後のスケジュール

今後のスケジュールとしては、2029年までに有識者委員会を適宜実施しながら、「2029年までに逆走による重大事故ゼロ」の目標達成へ取り組むとのこと。

2029年まで逆走による重大事故ゼロ」 というのは、なかなか高いハードルかと思いますが、よりよい高速道路のために利用者としては、達成されることを願っております。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。