ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、首都高速が高速道路料金の見直しを検討しており、その「第1次のとりまとめ」が公表されましたので、ご紹介したいと思います。

首都高速が高速道路料金の料金見直しを検討している件については、以前以下でご紹介しました。

2025年12月1日に開催された「第3回 首都高の持続可能な道路サービスに関する検討会」では、コスト縮減や利用者負担等の必要な対応方針やそれぞれの考え方について意見交換が行われ、2025年内に検討会として「とりまとめ(提言)」が行われる予定となっておりました。

その結果、2025年12月24日に首都高速から「第1次とりまとめ」が公表されました。

首都高速道路の資料より
首都高速道路の資料より

「料金見直し」はどうなるの?

今回出された「第1次とりまとめ」を受けて、首都高速は2025年12月25日の「第70回国土幹線道路部会」に「料金改定(案)」を報告しました。

概要は以下の通りです。

  • 1kmあたりの料金を1割引き上げ(2026年10月~)
  • 2026年3月末で期限を迎える割引は「5年間継続」
  • 年間200億円の増収見込み
首都高速道路の資料より
首都高速道路の資料より
首都高速道路の資料より
首都高速道路の資料より

第70回国土幹線道路部会」での議論については、別記事(以下)でご紹介したいと思います。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。


(2025.12.26 追記)

首都高速の料金値上げ案について、2025年12月26日の金子恭之国土交通大臣の定例記者会見の質疑応答にて記者からの質問に対して大臣が回答していましたので、ご紹介したいと思います。

(記者)

首都高速道路会社が1km当たりの料金水準を、2026年10月から10%引き上げると発表しました。

大臣としての受け止めと、他の高速道路各社に影響が波及するかどうかについての考えをお聞かせください。

(大臣)

今月24日に、首都高速道路会社において、持続可能な道路サービスを提供していくための課題・対応策について、有識者検討会のとりまとめとともに、とりまとめを踏まえた料金具体案が公表されたことは承知しています。

具体的には、昨今の労務費や材料費の高騰などにより維持管理コストが上昇している中で、維持管理の現場で対応しているエッセンシャルワーカーへの適正な労務費の行き渡りの確保、物流などの支援のための大口・多頻度割引の拡充措置を当面5年実施するために、来年10月より、1km当たりの料金を約3円、現行より引き上げる具体料金案を首都高速道路会社が公表したところです。

首都高速道路会社からは、今後、パブリックコメントの実施や、関係する自治体の地方議会の議決を経て、自治体の同意を頂いた上で、国土交通省に対して料金変更のための事業許可申請を行う予定であると聞いています。

国土交通省としては、会社から申請がなされれば、適切に対応したいと考えています。

また、首都高速道路会社以外の高速道路会社についても、昨今の労務費や材料費の高騰等の維持管理コストの上昇を含め、道路サービスを提供していくための課題への対応は、まずはそれぞれの会社において検討していくべき課題であると認識しています。

現時点においては、他の高速道路会社から、料金に関する具体的な検討について相談は来ていません。


現時点(2025.12.26)では他の高速道路会社からの相談はないとのことですが、維持管理コストの上昇はどの高速道路会社でも同様のことだと考えられるので、他の高速道路会社にて同様の検討が今後進んでいくだろうと思われます。

参照元(一次情報)