ETCコーポレートカードを利用されている皆様、こんにちは!

令和4年4月1日より施行される『 デジタル化の推進による新たな特殊車両通行制度の導入』について、制度の運用に係る国土交通大臣の権限のうち地方整備局長等に委任しないもの等を定める政令が閣議決定されました。

国土交通省のプレスリリースより

現行と大きく変わるのが、『手続きの簡素化』です。

「経路」の申請が大きな手間だと言われていました。新制度では、発着地を入力すればオンラインで通行可能な経路が即時回答がされるそうです。

この時点で、大きな時間の削減が期待されます。

国土交通省のプレスリリースより

この制度の背景は、大型車による物流需要の増大に伴い、特殊車両 ※ の通行許可手続の長期化など事業者負担が増大し、生産性が低下していることを踏まえ、デジタル化の推進により、登録を受けた特殊車両 ※ が即時に通行できるようにしたいという要請を受けたものとなっています。

※特殊車両とは、車両の重量等が一定限度を超過する車両のこと

新しい制度の特徴は、以下の通りです。

 ・事業者は、あらかじめ、特殊車両を国土交通省に登録

 ・事業者は、発着地・貨物重量を入力してウェブ上で通行可能経路を確認

 ・国土交通大臣は、ETC2.0を通じて実際に通行した経路等を把握

 ・国土交通大臣は、登録等の事務を一定の要件を満たす法人に行わせる

目標としては、特殊車両の通行に係る手続の期間を約30日から約10日(登録車両は即日)に短縮することとなっています。

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総務スタッフ A
経路入力が無くなるだけで、だいぶ楽になりますね!
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配車担当
経路も即時で回答してもらえるから助かるよ!

現状と同じく、車両制限令違反の現地取締、自動計測装置での取締りに加え、『ETC2.0車載器を活用した経路確認』があげられているので、

今後、ETC2.0車載器への推奨が今以上に強くなるのではないかと考えられます。

意外と知らない「ETC2.0車載器」とは? (2021年7月14日更新記事)

車両制限令にてコーポレートカードの大口・多頻度割引を享受できなくなってしまうのは運送会社様にとって大きな問題です。

車両制限令でお困りの運送会社様へ(コーポレートカード救済の道)

施行までまだ先になりますので、新たな情報が発表されましたら紹介させていただきます。 今後の動きに注目です。

ありがとうございました!