ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
以前、ETCの新サービス「ETCX」についてご紹介したかと思います。今回は、まだ全国では数少ない「ETCX」導入の料金所へゴールデンウイークに行ってきたのでどんな様子だったのかをご紹介できればと思います。
まだ利用できる箇所が非常に少ないため、あまり知られていないサービスですが、「ETCX」は、高速道路の料金所ゲートでETCを使うのと同じ感覚で、ドライブスルーやガソリンスタンドなどでキャッシュレス&タッチレス決済が可能になるという触れ込みですが、現状は、導入コストの問題で「高速道路ETC」が導入できなかった地方の有料道路の支払いに「ETCX」を導入することが主流となっています。 「ETCX」の詳細は、以下のリンクをご確認下さい。
ETCで高速道路以外の料金が払える新サービス「ETCX」をご存じですか?
今回は、「ETCX」を導入している有料道路である
・修善寺道路(静岡県道路公社)
・伊豆中央道(静岡県道路公社)
・箱根ターンパイク
へ行ってきたので、その様子をお伝えできればと思います。
まずは、「修善寺道路」の 大仁料金所です。
「現金・回数券」と「ETCX」の表記があり、片方は両方OKで、もう片方が「現金・回数券」だけという状態でした。どちらにも「一旦停止STOP」の看板が見えています。
料金所の中に入ると、一旦停止が求められ、窓口に現金かETCXかを伝えます。ETCXの場合は、車載器を通じてキャッシュレス決済が実行されます。一般的なETCとは違い、徐行で通過はできませんが、ほんの数秒なので現金払いよりは何倍も速い印象でした。
次が、「伊豆中央道」の江間料金所です。
こちらは、「ETCX」が利用できるゲートが複数ありました。
江間といえば、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公である「北条義時 “江間小四郎”」ゆかりの地ですね。
料金所の方に「ETCX」を使う人がどれくらいいるのですか?と質問したところ、「ここ最近増えてますよ」とのことで、パンフレットを頂きました。
江間料金所でもらったパンフレットが以下です。
最後が、「箱根ターンパイク」です。
峠の上の「湯河原峠料金所」では「ETCX」は利用できませんでしたが、峠を降りた「小田原料金所」では、「ETCX」が利用できるようになっていました。
2022年5月時点では、ETCXの対象路線は、「箱根小田原本線(13.78km)」だけで、「箱根伊豆連絡線 (1.7km)」は対象外ということでした。
【2022年3月28日~】「箱根ターンパイク(箱根小田原線)」にて「ETCX」導入
「伊豆中央道」や「修善寺道路」と同じ静岡県道路公社の「伊豆スカイライン」にも乗りましたが、こちらは降りるICによって料金が変わるため「ETCX」が利用できないのかよくわかりませんが、「伊豆スカイライン」こそ「ETCX」を導入してほしいなあとユーザーの1人としては思いました。
もっと広がってほしいサービスですね。