ETCカードをご利用の皆様、こんにちは!

高速道路リニューアルプロジェクトと聞くと、関東圏の方は『首都高速』、関西圏の方は『阪神高速』が思い浮かぶと思います。

今日は、阪神高速のリニューアルプロジェクトについて、ご紹介させていただきます。

大規模リニューアルを行う理由

阪神高速の営業が開始されたのは、1964年(昭和39年)と、まもなく60年を迎えます。

阪神圏の総延長258.1kmのうち約4割にあたる111.8kmが開通から40年を超えています。

(引用先:阪神高速ホームページより)

約8年後の2030年度には、 それらが50年を超え、さらに開通から40年を経過する道路は全体の約6割となります。

(引用先:阪神高速ホームページより)

一日の交通量は約70万台以上で、相当な負荷を受けており、老朽化と併せて深刻な問題となっております。

阪神高速は、「100年先も安全・安心・快適にご利用を」と掲げ、2015年より大規模更新・大規模修繕に踏み切りました。

3年間通行止めの区間がある

短期間で更新・修繕が完了する区間もありますが、 2022年6月1日から2025年3月末(予定)まで通行止めの区間があります。通行止めの区間が長いということで、以前ニュースにも取り上げられていました。

(引用先:阪神高速ホームページより)
(引用先:阪神高速ホームページより)

14号松原線 喜連瓜破⇔三宅JCTの区間です。喜連瓜破付近の橋梁は、供用から40年が経過しているコンクリートの橋ですが、建設当時は一般的な構造でしたが、設計時の想定を大きく上回る垂れ下がりが進行し、補強等行ったものの、解決には至らず、長期の健全性・耐久性を確保するため、架替え工事を実施することになったそうです。

工事に3年間かかってしまう理由としては、高速直下をにある交通量の多い交差点に、極力影響を与えないような工法を採用している為、3年間という時間を要するそうです。

(引用先:阪神高速ホームページより)

最後に

工事が始まって以降、周辺の一般道路には渋滞などが発生しており、物流等に影響が出ているようです。

長期間に渡っての工事で、周辺にお住まいの方、またこの区間を利用されていた企業様は大変ご苦労されているかと存じますが、無事に工事が完了することをお祈り申し上げます。

本日もご安全に!最後まで読んで頂きありがとうございました。