協同組合や物流系企業でETCカードの運用担当をしている方、こんにちは!

今回は、高速道路のETC専用化についてお話したいと思います。

先日、ニュースにもなりましたように、国土交通省では、高速道路の料金所をすべてETC専用とする方向で検討を開始しました。理由としては、新型コロナウィルス感染症対策に係る「新たな生活様式」とのことです。

高速道路のETC専用化に向けた必要な対応として、以下の3つが課題に掲げられております。

 (1)非ETC車のETC利用への誘導

 (2)誤侵入した非ETC車への対応

 (3)ETC専用化の進め方

2020年7月2日に実施されました国土交通省の「第38回国土幹線道路部会」では、「導入手順や概成目標時期を明示したロードマップを策定の上、料金所のETC専用化を進める」という方向が打ち出されれました。

国土交通省の配布資料から

国土幹線道路部会の委員は、大学教授や新聞社の論説員など14名から構成されておりまして、部会長は、東京工業大学教授の朝倉康夫氏となっています。

検討スケジュールに関しては、経済団体、道路利用者団体、地方公共団体、高速道路会社などの関係団体等よりヒアリングを実施した後、今年の秋頃に「ウィズコロナにおける高速道路の取組(案)中間とりまとめ」を発表する予定とのこと。

配布資料は、以下のリンクからダウンロードできます。

第38回国土幹線道路部会 配付資料 – 国土交通省

引き続き、要注目ですね。