ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2024年4月に発表された首都高速の「中期経営計画(2024-2026)」についてご紹介したいと思います。
中期経営計画(2021-2023)の振り返り
前回の中期経営計画については、以下のように振り返りを行っておりました。
2021-2023の3年間においては、東京2020オリパラにおける交通輸送の円滑化、景観向上等への貢献や、安全・安心の追求、快適・便利なサービスの提供等各種施策を着実に実施。一方で引き続き取り組むべき課題も存在。
主な取り組み
- 東京2020オリパラ競技大会への貢献
- 35料金所のETC専用化
- 高速大師橋架替完了等更新事業の確実な推進
- 首都高カーボンニュートラル戦略の策定
- 川口ハイウェイオアシスの完成
引き続き取り組むべき課題
- 維持管理の更なる効率化
- 新たな更新事業の推進
- ETC専用化構成に向けた取り組みの推進
中期経営計画(2024-2026)
中期経営計画(2024-2026)は、サステナブルな社会の実現と首都高グループの持続的な成長の両立を目指し、10年後のありたい姿を描き、バックキャストにより策定したとのこと。

方針
社会環境の劇的な変化に対応すべく、4つの基本指針と6つの重要テーマを掲げ、首都高グループ全社員が誇りと働きがいを持ち、一丸となって計画を推進

4つの基本指針
- サステナビリティの推進
- 新事業創造への挑戦
- 生産性の向上
- グループ総合力の強化
6つの重要テーマ
- 安心・安全の追求
- 快適・便利なサービスの提供
- 成長分野への挑戦
- 環境・社会への対応、都市・まちづくりへの貢献
- 技術開発・DXの推進
- 活力と魅力にあふれる人と職場づくり
6つの重要テーマに関しては、それぞれ具体的な内容が中期経営計画には記載されていましたので、載せておきます。



首都高速は、現状の道路の保守だけでなく、日本橋区間地下化事業や新京橋連結路、東品川桟橋・鮫洲埋立部更新事業、高速大師橋の旧橋の解体撤去、新大宮上尾道路(与野~上尾南)の新設事業など多くの新設、更新事業を抱えているので着実な推進が求められているかと思います。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。