ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、首都高の新ルートである 高速第1号線「新京橋連結路」の事業着手が首都高速と東京都から発表されたことをご紹介したいと思います。
「2035年度の開通」を目指すとのこと。
首都高速の新ルート 高速第1号線「新京橋連結路」は、首都高の日本橋区間地下化に伴う代替路であり、全線が地下となり、八重洲線から京橋という約1.1kmのルートになります。
場所は以下の赤い部分になります。

「新京橋連結路」整備に合わせて、「KK線」は廃止されることが決定し、高架部の再活用方法が東京都により検討が進められています。
「KK線」については、以下をご参照ください。
「事業効果」としては、以下の4つがあげられています。
効果1 大型車交通の環状機能確保
- 新京橋連結路の整備により高速都心環状線の大型車交通の環状機能を確保
効果2 渋滞緩和
- 神田橋~江戸橋間の通行台数の減少(約20%)により渋滞長が減少
効果3 走行安全性の向上【大規模更新と連携】
- 老朽化に伴う築地川区間の大規模更新事業と連携して事業を実施することで、構造物の更新を図るとともに、車道内橋脚撤去による線形改良で走行安全性を向上
効果4 その他の効果等
(1)未着手となっている高速晴海線延伸部(築地~晴海間)の整備によるネットワークの進展などにより一般道も含めて更なる交通の円滑化が期待
(2)東京高速道路(KK線)の再生・活用により得られる間接的な効果
- 広域的な歩行者ネットワークの構築
- 大規模なみどりのネットワークの構築
- 既存ストックを活かした地域の価値や魅力の向上
(3)日本橋区間地下化(橋梁撤去)により得られる間接的な効果
- オープンスペースの創出
- 日照の確保
- 景観の改善
以下、「新京橋連結路」の概要図です。


開通はまだまだ先ですが、楽しみですね。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。