ETCカードをご利用のみなさん、こんにちは!

今回は、ETCカードを利用すると毎月送られてくる「ETCカード利用明細書」にて多くの方が疑問に思っている内容に関してご説明したいと思います。

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まず「ETCカード利用明細書」ですが、あまり細かく毎月見ている方は少ないかもしれませんが、結構いろいろな情報が含まれています。弊社は、ETCカード利用明細書を出力するシステムを作成している関係から、よく質問を受けるのですが、その中でちょくちょく受ける質問が、「利用明細書の入口ICと出口ICが同じ名称になっているところがあるのはなぜですか?」というものです。

この理由なんですが、高速道路の中には、入口や出口に料金所がないところがあるからです。料金所がないところには名称を表示できないため、そのような記載がされるケースがあるということですね。

利用明細書で入口ICと出口ICが同じ名称になっている例

上記の例では、茅ヶ崎バリアが入口ICと出口ICの両方に入っていますが、茅ヶ崎バリアがある新湘南バイパスには、入口や出口に料金所がないところがあるためこのような表記となります。

ちなみに、料金所のない出入口には、「ETCフリーフローアンテナ」と呼ばれるETC無線通信専用のアンテナが設置されています。

≪ETCフリーフローアンテナの設置例1≫
西日本高速道路株式会社サイトより

ETCフリーフローアンテナ」 は、無線通信で通過情報の書込みや課金を行うETCシステムなので、ETC無線通信を行います。ETCカードの挿入が無い場合は、対距離料金が適用される個所では、最大額での請求となりますので、必ずETC車載器にETCカードを挿入して走行するようにしてください。

≪ETCフリーフローアンテナの設置例2≫
西日本高速道路株式会社サイトより

ETCフリーフローアンテナ」では停止や減速を行うことなく、アンテナ下を通過することによりETC車載器と通信を行っており、監視・制御は集約システムにて遠隔で行っています。

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ドライバー
ETCカードの利用明細で、入口ICと出口ICが同じ名称になっているんだけどこれってどういう意味かな?
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事務スタッフ
入口や出口に料金所がないところを走行した場合にそういう表記になるんですよ
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ドライバー
たしかに、料金所がないところあるよね、そっかーそういうことか
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事務スタッフ
料金所がない場合は、そのように表記される仕組みになっています

自分の走行明細書を見て、「なんで、入口と出口に同じ名称が入っているの?」と思ったら、この内容を思い出して下さいね。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

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