ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、佐野SAにて高速道路で「SA・PAでのドライバー交替の実証実験」が2025年12月16日(火)~2026年3月19日(木)まで実施すると発表されましたので、ご紹介したいと思います。
この実証実験は、「物流の2024年問題」の課題解決に寄与するもので、1つの輸送工程を複数のドライバーで分担し貨物を輸送する中継輸送のうち、「ドライバー交替方式」での効果と課題を検証するものです。
過去に2024年9月に1週間ほど実施されていますが、今回は3か月間と長期間での実証実験となります。

実証実験の概要
- 実施日程:2025年12月16日(火)~2026年3月19日(木)朝6時台(1日1便)
- 実施場所:東北自動車道、佐野SA(下り線)
- 協力会社:佐川急便株式会社
- 実施方法:SA内でドライバーが交替する「ドライバー交替方式」
実証実験のイメージ

ドライバーの交替場所

現状では、高速道路上の上下一体構造やウェルカムゲートが設置されているSA・PAにおいて、物理的には実施可能ですが、「ドライバー交替のルール上の整理ができていない」という課題が確認されていて、実証実験を踏まえてルール整備が必要な状況となっています。
「中継輸送の拠点整備」は、ドライバーの拘束時間削減への効果がかなり大きいので、整備が進むことを期待しています。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

