ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、10年に1度実施されている「高速道路機構・高速道路会社の業務点検フォローアップ」についてご紹介したいと思います。
2005年10月に「道路関係四公団民営化」によって高速道路機構と高速道路会社を設立されました。それぞれの会社設立の目的に対する取組状況について10年ごとに各社が業務点検を実施し、その結果を第三者機関である検討会に報告、意見を付け加え、これまでの成果・課題や今後必要な取り組みを国土交通省がとりまとめた上で、最終的に国土幹線道路部会へ報告することとなっています。
前回(民営化10年後)は、2015年5月から5回検討会が実施され、2015年7月28日に国土幹線道路部会へ報告されています。
前回の検討会の開催内容は以下の通りです。
- 2015年05月14日:第1回検討会(機構・会社からヒアリング)
- 2015年05月19日:第2回検討会(機構・会社からヒアリング)
- 2015年06月02日:第3回検討会(機構・会社からヒアリング)
- 2015年06月23日:第4回検討会(論点提示)
- 2015年07月03日:第5回検討会(業務点検結果のとりまとめ)
- 2015年07月14日:業務点検結果の公表
- 2015年07月28日:国土幹線道路部会への報告
国土幹線道路部会へ報告された成果と課題の概要は以下の通りです。

今回は、前回の業務点検から10年が経過することから民営化後20年の業務点検フォローアップを実施することになり、2025年5月22日に第1回の「高速道路機構・会社の業務点検フォローアップ検討会」が開催されました。
今回の検討会では、NEXCO3社と本州四国の4道路会社からのヒアリングが実施されました。今後のスケジュールは以下の通りとなっております。
- 2025年05月22日:第1回検討会(4道路会社からヒアリング)
- 首都、阪神、機構からヒアリング、とりまとめ案の議論
- とりまとめ
- 2025年夏頃:国土幹線道路部会への報告
国土交通省では、今回の業務点検フォローアップ検討会の「目的」は、
前回の業務点検から約10年が経過することから、「業務点検結果を受けた高速道路機構・会社の対応状況」と「高速道路を取り巻く情勢変化を踏まえた高速道路機構・会社の取組状況」についてフォローアップを行い、今後、高速道路機構・会社が実施すべき取組を提示すること
としております。
今回、4道路会社からヒアリングした内容について別記事で詳細を取りまとめたいと考えております。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。