ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、高速道路のSA・PAの「EV急速充電器」拡大についてNEXCOから2023年の実績と2024年、2025年の予定が発表されたのでご紹介したいと思います。

現在、NEXCOでは「EV急速充電器」の整備にあたっては、高速道路におけるEV急速充電器の空白区間の解消に取組むことも目的とし、空白区間から順次実施していく方針となっています。

また、2022年度末に発表されているとおり、高速道路の路外に整備されたEV急速充電器について「料金調整」により利用することができる制度や新たな課金・決済の導入について、2024年度から順次実施できるよう検討が進めてられています。

「料金調整」とは、ETC2.0搭載車を対象に、高速道路を一旦流出して路外のEV 急速充電器を利用後、指定時間以内に再度高速道路に流入した場合に、高速道路を流出せずにご利用した場合の料金を適用するものです。

今回は整備状況として、2023年の実績と2024年の予定がNEXCO3社から2024年4月19日に発表されました。

2023年度は129口拡充済み、2024年度は250口、2025年度は190口拡充(予定)

  • 2023年度は、全国52カ所のSA・PAにて129口の急速充電器の増設が完了
  • 2024年度は、全国119カ所のSA・PAにて約250口の急速充電器の増設を進める予定
  • 2025年度は、全国114カ所のSA・PAにて約190口の急速充電器の増設を進める予定
NEXCOのプレスリリースより

当初の予定通りに進んでいるようです、2025年度末までに急速充電器の充電口数を約1,100口まで大幅に増設する予定とのこと。

SA・PA において2026年度以降に設置するEV急速充電器は、設置者(充電事業者)を公募する方向で調整を進めているとのことで、公募に関する実施方法、場所や条件、時期などの詳細については、あらためて発表予定のようです。

一気に整備は難しいかと思いますが、目標に向けてうまく進むことを願っています。