ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、先日ご紹介しました高速料金の見直しとして「柔軟な料金体系に転換する」と明記された2024年度の「骨太の方針」が2024年6月21日に閣議決定されたことをお知らせしたいと思います。
「骨太の方針」の正式名称は、「経済財政運営と改革の基本方針」です。
閣議決定に至る前に、2024年6月11日の「経済財政諮問会議」にて「骨太の方針」の原案が承認されていました。
「原案」には、
2025年度より段階的に混雑に応じた柔軟な料金体系へ転換していく
と明記されています。
これまた「原案」には、
まずは現在のスキームの下で最大半額となる料金体系の導入に向け、
8月を目途に検討を開始する
との記載もあります。
今後、検討の舞台となる「国土幹線道路部会」の動向に注目ですね。
ちなみに「骨太の方針」とは、
政権の重要課題や翌年度予算編成の方向性を示す方針。正式名称は「経済財政運営と改革の基本方針」です。各省庁の利害を超えて官邸主導で改革を進めるため、首相が議長を務める経済財政諮問会議で毎年6月ごろに策定します。小泉政権時の2001年度に始まりました。「骨太」には、予算編成などの細部には立ち入らないものの、世論の一時的な批判には揺るがない国政のしっかりした改革方向を示すとの意が込められています。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。