ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、阪神高速の10カ所の料金所が新たにETC専用となることについてご案内したいと思います。

高速道路のETC専用化について以前、以下の記事にしましたように、 2020年12月17日に、国土交通省は、「ETC専用化等に向けたロードマップ」を策定し、 「都市部は5年、地方部は10年程度での概成を目指す」 と発表しておりました。

ETC専用化は、都市部は5年、地方部は10年(国土交通省)

阪神高速 においては2021年度に5か所程度で導入し、2025年度までに110か所(約8割)まで順次拡大し、2030年度頃に全線で実施の予定となっております。

2024年9月3日から新たに10カ所の料金所を「ETC専用」にすると発表がありました。

阪神高速のプレスリリースより

これにより、阪神高速では累計23カ所がETC専用料金所となります。
下図の青い●が新しくETC専用となる料金所です。

阪神高速のHPより

ETC専用料金所では、ETCが使えない状態(ETC車載器未設置または、ETCカード未挿入等)で進入した場合は、「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止してインターホン等による係員の指示に従うことになります。

これまで現金車が利用していた「一般」レーンは、「サポート」レーンという名称に変わるとのこと。

ロードマップでは、2025年度には、ほとんどの料金所を「ETC専用化」する見通しとなっており、今後数年で一気に「ETC専用化」が進むものと思われます。

今後の動向に注目ですね。