ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、新東名高速道路の整備状況(2021年12月最新)についてご紹介いたします。以前ご案内したように、新東名高速道路は、2023年度全線開通予定となっておりました。
しかし、先日開催されました「新東名高速道路連絡調整会議」の報告によると2021年12月の最新の状況では、2023度中の全線開通が難しい情勢になっていることがわかりました。
E1A 新東名高速道路(海老名南JCT~御殿場JCT間)連絡調整会議 (第4回)開催結果について – NEXCO中日本(2021/12/16)
報告によると
・伊勢原大山IC~新秦野ICは、今年度(2021年度)開通できる見込み
・新秦野IC~新御殿場ICの2023年度の開通は困難な状況、工程精査が必要
とのことで、新秦野IC~新御殿場ICの開通が遅れる理由としては、「高松トンネル」の工事が難航していることが挙げられています。
位置関係は、以下の図をご参照下さい。

「高松トンネル」において、脆弱な地盤が出現して、崩落、内空断面の変形、大量の湧水発生などが起こっているようです。
工事の安全性やトンネル本体の長期の耐久性を高めるため、慎重に工事を進める必要があり「工程精査が必要」という結論となっていました。
自然が相手なので仕方がない部分がありますが、開通時期がどれくらい延期されるのか気になるところですね。
引き続き、情報をフォローし、必要に応じてご紹介します。