ETCカードを利用されている皆様、こんにちは!

今回は、4都府県に出されている緊急事態宣言下のゴールデンウイーク期間における高速道路の交通量増減についてお話したいと思います。

新型コロナウィルスによって緊急事態宣言が出され多くの方が自粛生活を余儀なくされているかと思いますが、高速道路の交通量にどの程度影響を与えたでしょうか?

昨年、2020年は、緊急事態宣言が出される前から徐々に交通量が減少し、宣言が出されると一気に減少、4/25~5/6のゴールデンウィークが底となって徐々に回復しました。 緊急事態宣言が出された2020年4月7日週が対前年比で約75%、 4/25~5/6のゴールデンウィークに対前年比約30%となっていました。

新型コロナウィルスによる高速道路の交通量増減について – 2020年第1回緊急事態宣言時

今年、2021年はどうだったでしょうか?

昨日、NEXCO3社と本州四国連絡高速から速報が発表されました

道路会社の発表資料から

交通量は、対前々年比で約57%、対前年比で約198%と、新型コロナ前に比べると大幅に減少していますが、去年の倍になっているという状況でした。

普通車は、対前々年比で約52%でしたが、
大型車は、対前々年比で約93%と 物流のメインは去年同様にゴールデンウイーク期間も減少しなかったことがわかります。

道路会社の発表資料から

今回も昨年同様に休日割引の適用除外を行ったことも影響したのか、渋滞回数も対前々年比で約17%と大幅に減少しています。

道路会社の発表資料から

一昨年のゴールデンウイーク期間と比べると、首都圏では同程度の最大渋滞長となっていますが、その他の地域で最大渋滞長が減少した模様です。

4都府県に出されている緊急事態宣言下のゴールデンウイーク期間における高速道路の交通量はこのような感じでした。参考までに。