ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

2025年5月28日に「第2回 新湾岸道路有識者委員会」が開催されたことをご紹介したいと思います。

千葉県の湾岸エリアを結ぶ「新湾岸道路」については、2024年6月25日に開催された国土交通省の「関東地方小委員会」にて「有識者委員会」を設置し、検討の発議を行う方針が示されました

その後、2024年6月の段階では、いつ、どのような形で有識者委員会が開催されるか決まっておりませんでしたが、2024年8月2日に「第1回 新湾岸道路有識者委員会」が開催されました。

そして今回、2回目の有識者員会の開催となりました。

国土交通省のプレスリリースより

第2回 新湾岸道路有識者委員会」では以下2点が議論されました。

  • 課題の共有と道路計画の必要性の確認
  • 複数案の設定と評価項目の設定

千葉県の湾岸エリアには、千葉港や大型物流施設が集積し、東京都と千葉県を結ぶ幹線道路は慢性的な渋滞が発生しているという課題があり、それを解決するために千葉県の湾岸エリアを結ぶ「新湾岸道路」の建設が求められているという背景があります。

その中で、ルートや構造を具体的に検討する「計画策定プロセス」に移行することなり、助言する有識者委員会として「新湾岸道路有識者委員会」が設置されています。

現在は、地元自治体や各種団体、住民などの意見を聴きながら、国土交通省が複数の概略ルート案などを作り、案を比べて評価し、計画案を決定するというフェーズです。

新湾岸道路」は、市川市の外環高谷JCT周辺から市原市の市原IC周辺の湾岸エリアを結ぶ高規格道路ネットワークとして、湾岸エリアの慢性的な交通渋滞の解消などのため、想定されています。

「新湾岸道路」がどのようなルート、構造になるのか楽しみですね。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。