ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。

今回は、2021年4月からスタートした ETCで高速道路以外の料金が払える新サービス「ETCX」を2023年4月から「熱海ビーチライン」が導入するというご紹介をしたいと思います。

2023年2月時点では、有料道路の「ETCX」導入は、静岡県道路公社の「伊豆中央道」と「修善寺道路」 、箱根ターンパイクの「ターンパイク箱根【小田原料金所】」、大阪府道路公社の「鳥飼仁和寺大橋有料道路」、熊本県道路公社の「松島有料道路」でしたが、ここに「熱海ビーチライン」が加わります

熱海ビーチラインHPより

熱海ビーチライン」は、民間企業により保有・運営されている有料道路です。熱海インフラマネジメント合同会社管理の約6.1kmの有料道路で、正式名称は「熱海海岸自動車道」となっています。

熱海インフラマネジメント合同会社は、熱海ビーチラインの設計施工を行った鹿島建設と鹿島道路が出資する特別目的会社です。

導入コストの問題で「高速道路ETC」が導入できなかった有料道路の支払いで「ETCX」導入が進むと見込まれていましたが、静岡県道路公社、大阪府道路公社、熊本県道路公社に続いて、「熱海ビーチライン」への導入が決まったようです。

熱海ビーチラインHPより

熱海ビーチライン」では、「ETCX」導入と同時に、ETCX会員登録とは別の登録が必要となりますが、通行回数に応じて割引が適用される「ビーチラインX割引」がスタートします。

熱海ビーチラインHPより

ビーチラインX割引」の登録は、以下のサイトです。

ビーチラインX割引 申込サイト

※ETXC会員登録のみでは、割引は適用されません。割引を御希望の場合は、必ず「ビーチラインX割引」の登録をおこなってください。

詳細は、以下の熱海ビーチラインのサイトをご確認下さい。

ETCXの導入と「ビーチラインX割引」の開始 – 熱海ビーチライン

大阪府道路公社の「鳥飼仁和寺大橋有料道路」では、「ETCX」導入により、回数券の利用、電子マネー決済が廃止されましたが、「熱海ビーチライン」では、現金・回数券の支払いは継続するとのこと。

今後、さらに地方の有料道路において「ETCX」の導入が広がるしれませんね。

ETCX」の詳細を知りたい方は以下をご覧ください。

ETCで高速道路以外の料金が払える新サービス「ETCX」をご存じですか?

また、ETCコーポレートカードにて「ETCX」を利用されたい方は以下をご覧ください。

ETCで高速道路以外の料金が払える新サービス「ETCX」に高速道路会社発行のETCコーポレートカードは使えますか?

今後、どれくらい普及するか、楽しみですね。