ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2024年03月5日に、高速道路の料金・割引に関する検討を行う有識者会議である「第63回国土幹線道路部会」が開催されましたので、内容をご紹介したいと思います。
前回の「第62回国土幹線道路部会」が開催されたのが、2024年1月16日でした。内容は以下でご紹介いたしました。
【2024年1月16日】高速道路の料金・割引に関する検討を行う有識者会議である「第62回国土幹線道路部会」が開催されました!
今回のアジェンダは以下となっています。
1.高速道路の更新事業について
(1)暫定2車線区間の対応について
(2)ピンポイント渋滞対策について
(3)高速道路SA・PAにおける利便性向上等について
2.能登半島地震を踏まえた広域道路ネットワークのあり方について
1,高速道路の更新事業について


現状の進化事業の取り組みの3点、「暫定2車線区間の4車線化」、「耐震補強」、「SA・PAの利便性向上」についての概要説明があり、詳細説明がありました。
(1)暫定2車線区間の対応について


少しずづではあるが、確実に4車線化が進んでいると説明があった一方で、「現地状況による工法の再検討等や関係機関との調整による都市計画変更手続きの実施のため、工事着手まで長期化する事例が存在。」ということで、実現にはかなりの時間がかかることが予想されるとのこと。
(2) ピンポイント渋滞対策について


こちらでは、渋滞が慢性化している箇所の早期対策についての説明がありました。
- 関越道花園IC付近<6車線>
- 京葉道路船橋IC付近<4車線>
- 東名高速東名三好IC付近<4車線>
- 名神高速一宮JCT付近<4車線>
- 新名神高速草津JCT付近<4車線> など
更に、ピンポイント対策必要箇所の例として、『○ 中央道下り線の日野地区付近において、上り坂・サグ部等の対策を実施。』、『○ 東名上り線の綾瀬SIC付近で顕在化している渋滞を解消するために、綾瀬SIC付近と大和トンネルを含む西側の運用開始区間の間に付加車線を設置。』の説明がありました。
(3) 高速道路SA・PAにおける利便性向上等について


長年課題となっている大型車の駐車スペースの不足についてが話題の中心でした。駐車マスを増やすだけではなく、『確実に駐車ができる機会』を作ることの方針説明がありました。
2,能登半島地震を踏まえた広域道路ネットワークのあり方について


委員からの意見
主な委員からの意見をご紹介します。





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