ETCカードをご利用のみなさま、こんにちは。
今回は、2024年11月1日からは体制を拡充し、360名体制の「トラック・物流Gメン」へ改組することをご案内したいと思います。
国土交通省が2024年問題への対応のために、荷主への対応強化を行う「トラックGメン」は2023年7月21日に設置されました。
「トラックGメン」は設置以降、着実に成果を挙げてきているところですが、荷主に向けた対策の実効性を更に高め、物流全体の適正化を図る観点から、倉庫業者からの情報収集も行い、体制を拡充すると国土交通省から発表されました。
以下、国土交通省のプレスリリースです。

「トラックGメン」の設置のもとになった2023年6月2日に「我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」において取りまとめられた「物流革新に向けた政策パッケージ」に関しては以下をご参考にしてください。
「トラック・物流Gメン」への改組と体制の拡充
「トラックGメン」は「トラック・物流Gメン」へ改組し、荷主等への監視体制を強化および荷主対策の実効性を確実なものにするために、2024年11月01日、現行の162名体制に国交省の物流担当職員29名と各都道府県のトラック協会が新たに設ける「Gメン調査員」166名を追加し、総勢360名規模で対応するとのこと。

2024年11月~12月に「集中監視月間」を実施
昨年に引き続き、2024年11 月及び 12 月を、Gメンによる集中監視月間とし、プッシュ型の情報収集等を実施し、適正な取引を阻害する疑いのある悪質な荷主等に対する監視を強化するとのこと。
「集中監視月間の実施」については、2024年7月25日に開催された「第5回 我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」において岸田首相により国土交通省に対して指示がだされています。
「荷主対策の深度化」は、以下の流れと規定されています。
違反原因行為を荷主がしている疑いがあると認められる場合
荷主が違反原因行為をしていることを疑う相当な理由がある場合
要請してもなお改善されない場合
これまで「トラックGメン」は荷主に対して、1,000件超の是正指導を行うなど、着実に成果をあげているところをさらに強化するとのこと。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。